うれしいたより。
2009年 11月 25日
2009年11月25日
あたたかくて
お天気のいい水曜日
わたしが移動販売をはじめて
美容室の駐車場の一角で
お店をさせていただいていたのは
水曜日のできごとだった。
いまでもあの場所を通ると思い出す女の子がいる。
あの頃
学校がおわると
水色の自転車にのって
何度となく来てくれていた
小学生の女の子、Aちゃん。
少ないおこずかいのなかから
ポストカードや木のコースターや中国茶そのほかいろいろ
買ってくれたりしていた。
申し訳なくて
「大切なおこずかいがなくなるよ~いいの?」と
何度きいても
にっこり笑って
「無駄なものって思ってないから。」
「ミッキーマウスとかキャラクターものがいいと思わない。」
って言ってくれた。
しぶい女の子だった。
学校のこと
お姉ちゃんのこと
たくさん話してくれたAちゃん。
あの場所でお店をすることがなくなって
小学生の女の子からすれば
わたしのことなんて
すっかりとおりすぎていってしまうものって思っていた。
だけど
このブログをみていてくれている。
ホームページもみてくれている。
わたしのことわすれないでいてくれているんだ・・・
「また会いたいです。」ってメールをくれた。
じぃぃんときた。
来年
中学生になるAちゃん。
「わたしが電車やバスに乗って行ける場所でずっとお店をしていてください。」
って言ってくれたこと。
まだきのうのできごとみたい。
Aちゃん。
ほんとうにありがとう。
わたしもとても会いたいです。
by ekobaco
| 2009-11-25 19:53
| 「暮らしのなか」の箱