世界にひとつだけの「恵古箱時計」
2009年 03月 01日
2009年3月1日
亡き父の誕生日に
父の形見である腕時計が
使えなかった腕時計が
こんなふうにかたちを変えて
わたしの目の前にあらわれた
ずっと止まっていた父の時計は
これからは腕にではなく
娘の首にかけられて、また時を刻み始める
父の時間が動くわけではないけれど
これからは娘のわたしが
日々の時間をたいせつにしながら
時を刻みつづける。
それがわたしにできる精一杯のこと
てがけてくださったのは
京都府木津川市の小屋にアトリエをもつ「k3factory」さん
わたしの思いを真剣にお聞きくださり、うけとめてくださり
「オリジナルのリメイク」として誠実にとりくんでくださった。
完成したものをメールの画像でみせていただいたとき
うれしすぎて涙がでた。
世界にひとつしかない
「恵古箱時計」
K3factoryさん
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
あなたとであえなければ
生まれ変わることができなかったこの時計
たいせつにたいせつにします。
ずっとずっと。
わたしが未来のわたしと、「生涯の約束」です。
by ekobaco
| 2009-03-01 20:08
| 「暮らしのなか」の箱